ベースを愛するベーシストの皆さん、プリアンプ選びに悩んでいませんか?
定番のサンズアンプ(SansAmp Bass Driver DI)やMXR m-80といった名機も素晴らしいですが、「みんなが使っているものとは一味違う個性を出したい」「でも、音質や機能性で妥協はしたくない」――そう考えている方も多いのではないでしょうか。
もしあなたが、そんな個性と実用性を両立できるプリアンプを探しているなら、スウェーデンの名門ブランドEBSが誇る2チャンネル・プリアンプ、EBS MicroBass 3(マイクロベース3)こそ、まさに最適な選択肢かもしれません。
私もこのプリアンプを約1年くらい使っているのですが、比較的チューブの暖かさというよりもトランジスタの冷たさというような、少し固めの音がするのですが、逆に言うとタイトかつレスポンスのよい音は、特にリズム重視の楽曲にあったプリアンプの気がしています。このプリアンプとアトリエzのm245(パッシブ)の組み合わせは最高に気持ちがいいです!
またEQの効きもわかりやすく、とはいえ全フラットがもしかすると一番このプリアンプぽい音な気がしますが、チューナも歪みチャンネルもついてたりと、とにかくハイエンドなオールインワン・プリアンプ=microbass3といった印象で、かなり気に入ってます。
この記事では、ベースアンプのトップブランドであるEBSがその技術を結集して生み出した「microbass3」の魅力を徹底的に解説し、その優れたサウンドと多機能性を、デジマートのレビュー動画とともにみんなにお届けします。
定番モデルにはない「microbass3」の個性を深く知ることで、あなたのプリアンプ選びに決着がつくことを願っています。
ぜひ手にとってみんなでEBSサウンドをかき鳴らそうぜ!
記事の目次
- EBS MicroBass 3とは?〜なぜ「人とは違う個性」を持つのか
- 「MicroBass 3」が持つ、驚異の多機能性
- 個性1:EBSならではの緻密なEQと伝説の「microcomp」を内蔵
- 個性2:クリーンとドライブを両立する「2チャンネル・システム」
- 個性3:練習からライブまでを網羅する「コントロールセンター」としての役割
- 【デジマート動画で徹底解説!】「microbass3」のサウンドをチェック
- 極めてフラットで、アンプライクなクリーンサウンド
- 自在な音作りを可能にするEQセクションの秘密
- 2台分の歪み!多彩なドライブ・サウンド
- まとめ:あなたの個性を最大限に引き出す「microbass3」
1. EBS MicroBass 3とは?〜なぜ「人とは違う個性」を持つのか
ベースアンプの巨人「EBS」の技術を凝縮
「EBS」というブランドは、ベース機材に詳しい方ならご存知の通り、世界中のプロベーシストから絶大な信頼を寄せられる、スウェーデン発のベースアンプ&エフェクターブランドです。特に、そのコンプレッサー(microcompなど)やプリアンプは、ベース本来の音色を尊重しつつ、太く、クリアなサウンドを提供することで知られています。
そのEBSが長年の実績と技術を結集し、2019年に発売した後期モデルが、このMicroBass 3です。
MicroBass 3は、EBSのフラッグシップアンプである「HD360」や「ProLine 2」の回路設計をベースに開発されており、コンパクトなペダルサイズでありながら、スタジオ機器に匹敵する高音質なプリアンプとして設計されています。
従来の定番モデル「MicroBass II」からの大幅な進化を遂げたMicroBass 3は、単なるプリアンプペダルではなく、ベーシストのためのオールインワン・コントロールセンターとして機能します。
「人とは違う個性」の源泉:2チャンネル・システム
MicroBass 3が、定番機とは一線を画す最大の理由、それは「クリーンとドライブの独立した2チャンネル構成」にあります。
多くのプリアンプが1つのチャンネル内でクリーンと歪みを切り替えるのに対し、MicroBass 3は、完全に独立した2つのサウンドキャラクター(クリーンチャンネルとドライブチャンネル)を持っています。これにより、以下のような緻密で高度な音作りが可能になります。
- クリーンを活かした歪み作り: 歪みサウンドに、クリーンサウンドの音の芯やローエンドの太さを「ブレンド」することが可能です。これにより、歪ませても音像が細くならない、理想的なベースサウンドを実現できます。
- 接続順序の切り替え: 2つのチャンネルを並列(パラレル)で使うだけでなく、クリーンを通した音をドライブへ送る「シリアル接続(直列)」も選択できます [02:27]。この接続方法の違いだけで音色効果が大きく変わるため、音作りの幅が飛躍的に広がります。
このような設計は、まさに「人とは違う」音作りを追求したい、こだわり派のベーシストのために作られたと言えるでしょう。
2. 「MicroBass 3」が持つ、驚異の多機能性
MicroBass 3の魅力は、その音質の良さだけでなく、驚くほどの多機能性にあります。これ一台を足元に置くだけで、あなたの機材環境が劇的にシンプルかつパワフルになります。
個性1:EBSならではの緻密なEQと伝説の「microcomp」を内蔵
自由自在なEQコントロール
クリーンチャンネル、ドライブチャンネルそれぞれに独立したEQセクションが設けられていますが、特に注目すべきは、ミドル(中音域)のEQです。
- Mid-EQは「パラメトリックイコライザー(パライコ)」状態:レベルだけでなく、調整したい周波数帯域(フリケンシー)自体も選択できるため、狙った帯域をピンポイントでブースト/カットできます [05:18]。
- ハウリング対策にも:ミドルをカットし、特定の周波数帯域を絞り切ることで、アコースティックベース使用時のハウリング対策(ノッチフィルター)としても活用できる、プロ仕様の設計です [05:43]。
さらに、EBS独自のキャラクター・スイッチをONにすることで、瞬時にドンシャリ・サウンド(ミドルを削り、ローとハイを強調した、現代的なサウンド)を作り出すことができ、音作りの時間を短縮できます [07:01]。
定番コンプ「microcomp」の高品位な回路
EBSのエフェクターの中でも特に有名なのが、高品位なコンプレッサー「MultiComp」や「microcomp」です。MicroBass 3のクリーンチャンネルには、このEBSの高品位なコンプレッサー回路が内蔵されています。
コンプレッサーのノブを回すだけで、初心者でも迷うことなく、まとまりがありながらも自然で太いベースサウンドを手に入れることができ、「とても弾きやすくて、使い勝手が良いコンプ」として高く評価されています [09:44]。
個性2:クリーンとドライブを両立する「2チャンネル・システム」
先述の通り、MicroBass 3の2チャンネルシステムは音作りの幅を広げます。
2種類の「歪み」を使い分け
ドライブチャンネルには、さらにゲイン・スイッチとタイプ・スイッチが搭載されています。
- ゲイン・スイッチ (Low/High):ローゲインでは真空管アンプを優しく歪ませたようなナチュラルなオーバードライブサウンド [11:10]、ハイゲインでは攻撃的でラウドなディストーションサウンド [12:46]を生成し、**「2台の歪みエフェクターを持っているようなイメージ」**だと評されています [12:54], [17:50]。
- タイプ・スイッチ (S/Deep/Flat):歪みの質感(音色)自体を「軽快なS」「ラウドで重いDeep」「フラット」の3種類から選べます [13:09], [13:20]。
これらを駆使すれば、ブルースやジャズで使うナチュラルなオーバードライブから、メタルやハードロックで使う強烈なディストーションまで、一台で幅広いジャンルに対応できます。
歪みの音を「太さ」を保つブレンド機能
歪みペダルを使った時に、低音域が削られて音が細くなってしまうのはベーシストの永遠の悩みです。MicroBass 3は、クリーンチャンネルとドライブチャンネルの音を混ぜるブレンド機能(またはミックス機能)があるため、ドライブサウンドにクリーンサウンドの太さを加えることで、音の芯を保ったまま歪ませることが可能です [14:04]。
個性3:練習からライブまでを網羅する「コントロールセンター」としての役割
MicroBass 3は、単体でチューナーを内蔵しており、ミュートフットスイッチを踏むだけで、瞬時にチューニングが可能です [03:00]。これにより、エフェクトボードからチューナーを外し、スペースを節約することができます [17:23]。
また、背面には以下の端子を装備しており、自宅での練習環境から、プロの現場までシームレスに対応します。
| 機能 | 用途 | 魅力 |
| ヘッドフォン・アウト | 自宅練習 | 外部入力(AUX)で音源を流しながら、高音質なサウンドで深夜でも集中して練習できる。 |
| DIアウト | レコーディング/ライブ | 高品位なEBSのプリアンプサウンドを、ミキサーやオーディオインターフェースに直接送れる。 |
| エフェクト・センド/リターン | 空間系エフェクト接続 | ステレオ対応のセンド/リターンで、複雑で空間的な音作りも可能 [18:22]。 |
レビュー動画のまとめでも「これ一台で全部の機能が集約されている」「自宅のコントロールセンター」のようだと評されている通り、MicroBass 3は、機材をシンプルにまとめたいベーシストにとって理想的な一台です [17:10]。
3. 【デジマート動画で徹底解説!】「microbass3」のサウンドをチェック
ここまでMicroBass 3の機能を見てきましたが、やはりプリアンプにとって最も大切なのは「音」です。
ここでは、楽器専門サイト「デジマート」による公式レビュー動画をご覧いただき、そのサウンドと機能の解説をチェックしてみましょう。
EBS / Micro Bass 3【デジマート製品レビュー】
極めてフラットで、アンプライクなクリーンサウンド
動画内で解説者が「極めてフラットな感じ」 [04:29]と評している通り、MicroBass 3のクリーンサウンドは、ベース本来の音色を忠実に再現し、過度な色付けがありません。
これは、積極的なEQ調整を可能にするため、あえて「素直なサウンド」を追求しているEBSならではの設計です。まずはフラットな状態でベースの素の音を聞き、そこからEQやキャラクター・スイッチを駆使して、好みのサウンドへと変化させていくことができます。
自在な音作りを可能にするEQセクションの秘密
動画の解説では、MicroBass 3のEQが非常に有効に効くことが確認できます。
- Treble(高音域) [04:38]、Bass(低音域) [04:55]は、それぞれ音の明るさや太さをダイナミックに調整。
- Mid(中音域)の周波数帯域を調整する機能 [05:28]を使うことで、「欲しい帯域だけを持ち上げる」といった緻密な音作りが可能になっています。
- キャラクター・スイッチをONにすると、瞬時に「ドンシャリ」なモダン・サウンドに変貌し、「これ一発でかなり音作りができちゃう」 [07:06]と、その実用性の高さが絶賛されています。
2台分の歪み!多彩なドライブ・サウンド
MicroBass 3の真骨頂は、ドライブチャンネルのサウンドバリエーションです。
- Low Gainでのナチュラルな歪み:真空管アンプをプッシュしたような、温かみのあるナチュラルな歪みが特徴です [11:10]。
- High Gainでの攻撃的なサウンド:一転して、ハイゲインでは「攻撃的な音」 [12:46]が作られ、歪みのキャラクターが全く変わる様子が確認できます。
- Typeスイッチの効果:Type S(軽快な歪み)とDeep(ラウドで重い歪み) [13:09], [13:20]を比較することで、歪みの質感自体を大きく変化させられることがわかります。
そして、最終的には、クリーンチャンネルとドライブチャンネルをブレンドすることで、ラインの音にリアルなアンプサウンドのニュアンスを加え [16:43]、「かなりリアルなアンプサウンドみたいな感じの音作りができる」 [16:54]という結論に至っています。
4. まとめ:あなたの個性を最大限に引き出す「microbass3」
この記事では、EBSのベースプリアンプ「MicroBass 3」について、その魅力と多機能性を解説しました。
MicroBass 3は、定番モデルであるサンズアンプやMXR m-80とは異なる「人とは一味違う個性」を持っています。その個性とは、EBSの長年のノウハウが詰まった高品位なサウンド、そして以下の3点に集約される驚異の機能性です。
- 緻密な音作りを可能にする2チャンネル構成とブレンド機能
- 2台分の歪みエフェクターを内蔵した多機能なドライブ・チャンネル
- 内蔵チューナー、高品位コンプ、ヘッドフォンアウトを装備したオールインワン設計
「プリアンプを買いたいけどどれがいいのかわからない」という方も、「みんなと違う個性を出したい」という方も、MicroBass 3を選べば、音質、機能性、汎用性のすべてにおいて満足できるはずです。
MicroBass 3は、あなたのベースサウンドの可能性を最大限に引き出し、理想の音へ導いてくれる、まさに「コントロールセンター」と呼べる逸品です。ぜひこの機会に、その極上のサウンドを体感し、購入の後押しとなれば幸いです。


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