40代、アマチュアミュージシャン。この響き、世間的には「夢を諦めきれない痛いおじさん」か「ただの多趣味な人」のどちらかに分類される。
現実はもっと泥臭い。スタジオ代に弦代、ライブハウスのノルマ。給料日前は牛丼の並盛すら贅沢に思える。でも、あの新しいエフェクターや、ずっと欲しかったヴィンテージのギターが頭から離れない……。
おい、同志よ。諦めるのはまだ早い。俺たちの部屋の隅でホコリを被っている「かつての相棒たち」が、新しい機材への切符に変わる魔法を教えよう。
そう、「メルカリ(公式)」だ。
今回は、しがない貧乏ロック野郎の俺が、メルカリで機材を捌いて「軍資金」を作るための生存戦略を伝授する。
1. 40代ミュージシャンの部屋は「埋蔵金の山」である
俺たちの世代は、機材に対して変な愛着がある。 「いつか使うかも」「直せば弾ける」「これ、あのライブで使った思い出が……」
断言する。それ、一生使わない。
40年も生きてりゃ、趣味の変遷だってあるだろ? 昔やってたメタル用のハイゲインペダル、今はもうクリーンなカッティングしかしないお前には不要だ。クローゼットの奥で眠っている機材は、ただの「重荷」でしかない。
メルカリを使えば、その重荷が「現金」に化ける。それも、近所のリサイクルショップに持っていくのとは比べ物にならない額で、だ。
2. 「え、こんなのも売れるの?」意外な金策アイデア
ギターやベース本体を売るのは当たり前だ。でも、メルカリの本当の凄さは「自分じゃゴミだと思っているもの」が、誰かにとっての「お宝」になることにある。
俺が実際に売ってみて驚いた、**「音楽系・隠れ資産」**を挙げてみる。
① 「ジャンク品」という名の希望
音が出なくなったコンパクトエフェクター、ネックが折れたベース、ガリがひどいミキサー。 「壊れてるから捨てよう」……待て! その手を止めろ。 世の中には「修理が趣味」の変態(褒め言葉だ)や、「パーツだけ欲しい」という奴がごまんといる。 **「ジャンク品です。修理できる方どうぞ」**と書くだけで、数千円になることもザラだ。
② 昔の音楽雑誌やバンドスコア
90年代の『ギター・マガジン』や、絶版になったバンドスコア。これ、実はマニアの間で高値で取引されている。 俺たちの青春が、今の若い世代やコレクターにとっては貴重な資料なんだ。1冊じゃ安くても、まとめ売りすればスタジオ数回分の代金にはなる。
③ ケーブル、プラグ、余ったパーツ
自作エフェクターを作ろうとして挫折した跡地のパーツ、中途半端な長さのシールド、交換して余ったペグ。 これらも「まとめ売り」すれば、あっさり売れる。俺たちにとってはゴミでも、自作派には宝の山なんだ。
④ ライブのノベルティや古いポスター
昔のフェスのTシャツ(ボロボロでも可)や、非売品のステッカー。 「こんなの誰が欲しがるんだ?」と思うようなものが、特定のファンにとっては数千円の価値を持つ。
3. 【初心者向け】メルカリを始めるための3ステップ
「スマホとか苦手なんだよな……」なんて言ってる場合じゃない。新しい弦を買う金がないなら、今すぐアプリを入れろ。
Step 1:まずは「メルカリ」をダウンロード
話はそれからだ。登録は無料。
Step 2:プロフィールを「誠実なミュージシャン」っぽく書く
ここが重要だ。
「長年バンドをやっています。機材整理のため、大切に使ってきたものを出品します。タバコは吸いません(ペットもいません)。丁寧な梱包を心がけます」
これだけで買い手は安心する。俺たちみたいな「冴えないおじさん」でも、誠実さだけは売りにできるはずだ。
Step 3:出品する(写真は命!)
スマホのカメラで撮るだけだが、コツがある。
- 明るい場所で撮る(蛍光灯の下より、昼間の窓際がベスト)。
- 傷がある場所はあえて隠さず撮る(後でトラブルになるのが一番めんどくさい)。
- 愛着を少しだけ文章に込める(「〇〇のライブでメインで使っていました。いい音が鳴ります」など)。
4. ミュージシャン流・メルカリ梱包術
楽器の発送は少しハードルが高いと感じるかもしれない。だが、ポイントさえ押さえれば簡単だ。
- エフェクター: プチプチ(緩衝材)でぐるぐる巻きにして、宅急便コンパクト専用BOXにブチ込めばOKだ。
- ギター・ベース: ソフトケースに入れ、その上からダンボールで包む。楽器店でもらえるダンボールがあれば最強だが、なければ複数のダンボールをつなぎ合わせる「ニコイチ作戦」でもいける。
送料は「出品者負担(送料込み)」にするのがメルカリの暗黙のルールだ。その分、少し高めに値段設定しておくのがコツだぞ。
5. 売れた金で、何を買う?
メルカリの売上金は、そのままメルペイとしてコンビニで使えるし、自分の銀行口座に振り込むこともできる。
だが、俺たちの目的は一つだろ? 「新しい機材を買うこと」だ。
メルカリで古いエフェクターを3つ売れば、欲しかった最新のマルチエフェクターが中古で手に入るかもしれない。 これこそが、現代の「機材わらしべ長者」だ。
金がないから音楽を諦めるんじゃない。金がないなら、今ある「使っていないもの」を循環させて、新しいインスピレーションを手に入れるんだ。
サウンドハウスでも眺めて、ほしい機材を探しながらメルカリのやる気をかき立てようぜ!
最後に:俺たちはまだ、鳴らし足りないだろ?
40代。仕事は忙しい、腰は痛い、金はない。 でも、爆音でギターを鳴らした瞬間の、あの脳汁が出るような感覚だけは、何歳になっても忘れられない。
メルカリは、ただのフリマアプリじゃない。俺たちの「音楽生命」を延命させるためのツールだ。
さあ、今すぐクローゼットを開けろ。 そこには、新しい機材への軍資金が眠っているはずだ。
まずは、あの「音の出ないワウペダル」から出品してみるか。
今回紹介したツール
- メルカリ(公式)
- スマホ一つで、お前の機材が金に変わる。まずは覗いてみて、自分の持っている機材がいくらで売れているか検索してみるだけでも面白いぞ。


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