ハァ、ハァ…!40代デブベーシスト、ついに動く。水着(Amazon産)をポチってプールへGO!【ベースも弾けるハイブリッド減量法】

ダイエット

全国のバンドマン、そして全脂(ぜんし)を受け入れつつある同世代の諸兄、健やかにベースを低く構えているだろうか。……ハァ、ハァ……ちょっと挨拶しただけで息が切れるな。どうも、アラフォー、いや実質ほぼ50代の足音が聞こえてきた中年肥満ベーシストである。

鏡の前に立ってみたんだよ。お気に入りのジャズベを肩から下げてな。 そしたらどうだ。かつて憧れたシド・ヴィシャスやフリー(Flea)みたいな、キレッキレで狂気すら感じるステージングとは程遠い、「巨大な肉塊が板切れを持って佇んでいる図」がそこにあった。ベースが小さく見える。ウクレレか?ってくらい、俺の腹がベースを前に押し出しているんだ。

これじゃあ、どんなにいいリフを刻んでも、ステージでまったくカッコつかない。オーディエンスの視線が俺の指先じゃなく、Tシャツの浮き出た乳輪と三段腹にロックオンされちまう。

「……ハァ、これじゃいかん。ステージに立ちたい。モテたいとは言わんが、せめて『まともなベーシスト』として認識されたい……!」

そう一念発起したわけだが、まぁ聞いてくれよ。俺は運動が大嫌いだ。 陸上を走る? 冗談じゃない。この100キロ近い巨体でコンクリートを走ってみろ、一歩ごとに膝と足首にギシギシと悲鳴が上がって、3日で軟骨が粉砕する未来しか見えない。じゃあジムで筋トレ? マシンの前で「フンッ!ヌンッ!」ってやるの、なんかストイックすぎてつまんねぇし、ぶっちゃけ筋トレ単体じゃあんまり脂肪が燃えて痩せるイメージが湧かない(※偏見です、ハァハァ)。あと、何より汗をかくのが大嫌いなんだ。ベタベタして気持ち悪いだろ?

そこで俺が行き着いた究極のユートピア。それが「プール」だ。 水の中なら浮力があるから膝に優しい! 汗もかかない(かいてるかもしれないけど水で流れるからセーフ)! 泳げないこともないが、いきなりバタフライなんてやったら心臓がベースのBPM200超えでバーストしちまうから、まずは「ウォーキングプール」からスタートだ。

しかもだ。ただ歩くだけじゃつまらない。俺はベーシストだ。水の中でもリズム感は鍛えられるはず。 今回は、AmazonでXLサイズの水着を必死にポチった俺が、「プールで効率的に痩せる科学的アプローチ」「水中でリズム感を鍛えるベーシスト特有のハイブリッドダイエット法」を、息も絶え絶えに紹介していくぞ!

まずはカタチから!Amazonで巨大水着をポチるの巻

……フゥ、フゥ……。ダイエットを始めると決めたら、まずは機材選び(カタチから入るタイプ)だろ? 楽器屋に行く感覚でAmazonを開き、「水着 メンズ 大きいサイズ 競泳風」で検索。出てきたのは、シュッとした細マッチョのモデルが爽やかに着こなしているスパッツタイプの水着だ。

「いや、俺が着たらこれ、ボンレスハムの黒サランラップ巻きじゃねぇか……?」

そんな不安を覚えつつも、一番ウエストに余裕がありそうなXXLサイズをポチっとな。翌日届いた水着に、なんとかこのわがままボディを詰め込んでみた。

鏡を見て絶句。 黒い水着の上に、乗っかる見事な下腹部の肉。まるでベースの重低音がそのまま肉体化したかのようなド迫力だ。だが、これでいい。これがスタートラインだ。この肉を水の中で削ぎ落としていくんだよ!

さあ、タオルと水着を持って、いざ地元の市民プール(またはスポーツジム)へ突撃だ!……ハァ、ハァ、歩くだけで緊張して心拍数が上がってきたぞ……。

なぜプールなのか?デブが水に惹かれる科学的理由

プールサイドに立つと、心なしか周りの目が気になる。みんなシュッとしてるか、健康的なおじいちゃんおばあちゃんばかりだ。俺のような「動けるデブ(予定)」は明らかに浮いている。いや、脂肪が多いから水にはよく浮くはずだ。ガハハ!

……コホン。笑い事じゃない、息が荒くなってきた。 そもそも、なぜ走るのも筋トレも嫌いな俺がプールを選んだのか。それは、プールには肥満に優しすぎる3つのメリットがあるからだ。

① 浮力という名の「神の救済」

陸上で体重100キロの人間が走ると、膝には体重の3〜4倍の衝撃がかかると言われている。つまり300〜400キロの負荷だ。膝がベースのネックだとしたら、完全に順反りを通り越してバキッと折れるレベル。 しかし、水中に一歩入るとどうだ。浮力のおかげで体重の負担はなんと「約10分の1」にまで軽減される。 水に入った瞬間、「あぁ……俺、今軽い……!」という全能感に包まれる。膝が痛くない。これだけでもプールに来た価値がある。

② 消費カロリーがエグい(水温マジック)

プールの水って、入った瞬間ちょっと「冷たっ」ってなるだろ? あれが狙いだ。 人間の体は、体温(約36.5度)よりも低い水(だいたい30度前後)に入ると、「体温を維持しなきゃ!」と防衛本能が働いて、勝手に脂肪を燃やして熱を作ろうとする。 つまり、水の中に浸かっているだけでも、陸上でボーッと立っているより遥かにエネルギーを消費しているんだ。これぞ効率的ダイエットの極み!

③ 全身が「水圧」という名の抵抗器

水の中を歩こうとすると、陸上の何倍も足が重く感じるよな。あれは空気の約800倍の密度がある水が、全身に抵抗(水圧)をかけているからだ。 普通に歩くだけで、全身の筋肉(特にインナーマッスル)が程よく刺激される。これなら、つまんねぇ筋トレマシンをガッチャンガッチャンやらなくても、自然と引き締まった体が手に入るってわけだ。

40代肥満ベーシストが実践する「プールで効率的に痩せる歩き方」

……ハァ、ハァ、前置きが長くなった。水に入ろう。 チャプン……おぉ、冷たくて気持ちいい。陸上でのあの重苦しい重力から解放されて、まるで宇宙にいるかのような心地よさだ。

だが、ここでただプカプカ浮いているだけじゃ、ただの「湯豆腐のタラ」と変わらない。痩せるためには、効率的なウォーキングのフォームがあるんだ。インストラクターのお姉さんやネットの知識を総動員して編み出した、デブのためのプールウォーキング術がこれだ!

1. 大股で、かかとから着地する

水の中だと、ついつい小股でちょこちょこ歩きがちになるが、それはNG。 しっかり大股で一歩を踏み出し、「かかと」から着地して、最後につま先でグッと水を後ろに押し出すように歩く。 こうすることで、お尻の筋肉(大臀筋)や太ももの裏側(ハムストリングス)といった、体の中でも特に大きな筋肉を使うことができる。大きな筋肉を動かせば、それだけ代謝が上がって脂肪がゴーゴーと燃えるんだ。……フゥ、フゥ、これだけでも結構キツいぞ。

2. 腕を大きく振って水をかく

足だけで歩こうとするとバランスを崩す。両腕をしっかり伸ばし、手のひらで水を後ろに押し出すように交互に振るんだ。 イメージとしては、「水の中でボートのオールを漕いでいる」感じ。 これによって、背中の筋肉(広背筋)や二の腕が刺激される。ベーシストたるもの、激しいピッキングやフィンガリングを支える背筋と腕の筋肉は重要だからな。一石二鳥だ。

3. ドローイン(お腹を凹ませる)を意識する

これが一番重要であり、俺たちデブにとって最も過酷な試練だ。 歩いている間、「お腹を限界まで凹ませて、腹筋に力を入れた状態」をキープする。これをドローインという。 ただでさえ水圧でお腹が押されているのに、さらに自力で凹ませる。……ハァー、フゥー、息がッ、息が止まりそうになるが、呼吸は止めちゃダメだ! 深く長い呼吸を続けながら、お腹を凹ませる。これで体幹(コア)が鍛えられ、ポッコリお腹が劇的に改善される(はずだ)。

【本題】痩せながらリズム感を覚醒させる!水中ハイブリッド・ベーシストダイエット

さあ、ここからがこの記事の真骨頂。ただのデブのダイエット日記じゃない。これは「ベーシストのための肉体改造計画」なのだから。

プールで歩いていると、ぶっちゃけ暇だ。景色は変わらないし、音楽も聴けない(防水イヤホンもあるが、市民プールだと禁止されていることも多い)。 じゃあどうする? 脳内でリズムを刻むんだよ!

水の中は、空気中よりも音や振動の伝わり方が違うし、水の抵抗のせいで「思った通りに体を動かす」のが難しい。これ、実は「タイム感をシビアに鍛えるのに最高の環境」なんだ。 具体的なトレーニング方法(兼ダイエットメニュー)を紹介しよう。

メニュー①:BPM 90の「ファンク・ウォーキング」(ファンク系ベーシスト向け)

まずは小慣れたテンポからいこう。脳内でスライ&ザ・ファミリー・ストーンや、レッチリの初期のファンクナンバーを再生する。テンポはBPM 90〜100あたりだ。

  • 1拍目(ドン): 右足を力強く踏み出す。
  • 2拍目(チャッ): 左足を引き寄せる。
  • 3拍目(ドン): 左足を力強く踏み出す。
  • 4拍目(チャッ): 右足を引き寄せる。

これだけだと思うだろ? 違うんだ。水の中の抵抗を計算に入れないといけない。 陸上なら「ドン」のタイミングで足がすぐ地面に着くが、水の中だと「ドン」と思っても、水の抵抗で足が着くのがワンテンポ遅れる。 「ああっ! タイムがヨレる! ジャストのタイミングで着地できない……! ハァ、ハァ!」

この「水の抵抗に負けずに、狙った拍の頭(ダウンビート)でジャストに足を着地させる」という行為が、信じられないほど腹筋と大腿骨周りの筋肉を使う。 脳内ドラムのスネアの位置(2拍目と4拍目)に合わせて、手のひらで水を「パシッ!」と叩くように引くと、さらにリズムが安定する。これぞ、体全体をメトロノームにするハイブリッド減量だ!

メニュー②:BPM 140の「ルート弾き筋持久力ウォーキング」(パンク・ロック系向け)

次はちょっとテンポを上げるぞ。BPM 140〜160のパンクロック、あるいは激しいエイトビートだ。脳内でHi-STANDARDやGreen Dayを爆音で鳴らせ! ……ハァ、ハァ、想像しただけで動悸が……。

ここでは、歩く歩数を倍にする。つまり「8ビート」を体で刻むんだ。 1拍の間に、足を「タタッ」と小刻みに動かす。水の中での高速エイトビートウォーキングだ。

  • イチ・ト・ニ・ト・サン・ト・シ・ト……

水の抵抗が牙をむく。足が全然前に進まない! まるで泥の中を走っているようだ。 しかし、ここで諦めてリズムを遅らせてはベーシストの名が廃る。ドラムのキックとスネアのタイトなグルーヴに合わせて、太ももを必死に上下させる。 さらに、両手は胸の前で「ひたすらオルタネイト・ピッキングの動き」を繰り返すんだ。 ダウン・アップ・ダウン・アップ……水の中で手のひらを上下に振ると、ものすごい水圧がかかる。これが最高のリストトレーニングになる。

「クッ……! 右腕の筋肉が……前腕がパンパンだ……! ハァ、ハァ、ハァ……! でもリズムはキープ……! 走るな(テンポが速くなるな)、モタるな(遅れるな)……!」

プールの中で一人、虚空に向かって超高速ピッキングをしながら激しく足掻く40代の巨漢。周りの老夫婦が心なしかコースの端に寄っていく気がするが、気にするな。俺は今、ステージの上で疾走しているんだ!

メニュー③:裏拍(アップビート)を感じる「レゲエ・サイドステップ」

ベーシストにとって最も重要なスキルのひとつ、それが「裏拍(ウラ)」を感じることだ。これができないベーシストは、ただのルート弾きマシーンになってしまう。 プールでは、前進するだけでなく「横歩き(サイドステップ)」も取り入れよう。これが股関節周りのインナーマッスルにめちゃくちゃ効く。

脳内で心地よいレゲエ・リディムを流す。BPMは75くらいでゆったりと。 レゲエは「ワン・ドロップ」といって、1拍目にキックが入らず、3拍目にズドンと重いビートがくる。そして何より、ウラ拍での「チャッ、チャッ」というカッティングが肝だ。

  • 1拍目(表): じっと耐えて腰を落とす(スクワット状態)。
  • 1拍目(裏): ポンッと横に跳ねるように足を広げる。
  • 2拍目(表): 着地して耐える。
  • 2拍目(裏): 反対の足をグッと引き寄せる。

水の中で「ウラ」のタイミングに合わせてジャンプ(浮力を利用)し、横に移動する。 これが絶妙に難しい! 水の浮力で体が浮き上がる瞬間と、リズムのウラ拍を完全にシンクロさせるんだ。 うまくハマると、水の中で体がフワッと浮いて、まるで無重力ダンスをしているような感覚になる。

「おぉ……グルーヴしてる……俺、今、めちゃくちゃ水とグルーヴしてるぞ……! ハァ、フゥ……!」

横の動きは普段使わないお尻の横の筋肉(中臀筋)を強烈に使うから、ステージで大きく足を開いてベースを構えるときの安定感が爆上がりする。地味だけど超重要メニューだ。

水中リズムウォーキングを効率的に行うための注意点(嘘なしマジ情報)

……フゥ。ちょっとプールの縁に捕まって休憩させてくれ。ハァ、ハァ、ハァ……死ぬかと思った。 ここで、俺みたいに「よっしゃ、俺もプールでリズム刻むわ!」となった同志諸君に向けて、リアルな注意点をいくつか伝えておく。これらは全部、俺が身をもって知ったガチの情報だ。

① 「水分の補給」を絶対に忘れるな!

「プールは汗をかかないから最高!」って言ったけどな、あれは嘘だ。正確には「汗をかいているけど、水中で気づかないだけ」なんだよ。 実際は、水の中でもめちゃくちゃ汗をかいている。だから、水分補給を怠ると、水中で突然足がツル(こむら返り)。 水の中で足がツってみろ。激痛とパニックでマジで溺れそうになるぞ。俺は一度、BPM 160のパンクウォーキング中にふくらはぎが完全ロックして、「アババババ!」ってなりながらプールの底に沈みかけた。 コースサイドには必ずスポーツドリンクを入れたペットボトルを置いておき、20分に1回は必ず数口飲むようにしてくれ。これは命に関わる約束だ。

② 水中での急激な動きは関節を痛める原因にも

「水の中は関節に優しい」というのは本当だが、それは「正しいフォームでゆっくり動いている時」の話だ。 俺みたいに興奮して、水の中で「スラップの真似事」とか言って腕を激しく振り回したり、急にダッシュしたりすると、水の抵抗が強すぎて逆に肩や肘の関節をグキッと痛めることがある。 ベースの弦も、無理に力任せに引っぱたいたらネックが傷むだろ? それと同じだ。水の抵抗をしっかり「感じながら」、滑らかに力を伝えることを意識しよう。

③ プールから上がった瞬間の「重力絶望感」に備えろ

これ、初めてプールの長距離ウォーキングをやった人が全員味わう絶望だ。 水の中で1時間、リズムを刻みながら楽しく歩き、「あ〜、今日もいい汗(水)かいたな!」とプールから上がるだろ? 階段を一段上って、体がお立ち台(陸上)に出た瞬間。

ズドォォォォンッ!!!

と、凄まじい衝撃が全身を襲う。 「えっ……地球の重力って、普段こんなに重いの……? 体が……動かない……ハァ、ハァ、ハァ、ハァ……!」

さっきまで水の中でフワフワとフリー(Flea)ばりに踊っていた肉体が、一瞬にして元の「100キロの肉塊」に戻るんだ。膝がガクガク震え、更衣室に行くまでの数メートルで、プールの中にいた時より息が切れる。 だが、この「重っ!」という感覚こそが、しっかりカロリーを消費して筋肉を使った証拠。ここでへたり込まずに、プロテインをシェイクして飲むまでがベーシストのギグ(練習)だ。

目指せ、スリムでタイトなリズムを刻むナイスミドル!

……ハァ、ハァ……。更衣室のベンチでこの記事をスマホで打っているんだが、指が震えて誤字脱字がヤバいことになっている。だが、心地よい疲労感だ。

陸上を走るようなストイックな苦痛はない。筋トレのような単調な退屈さもない。 ただ、大好きな音楽のリズムを水の中で体現し、水の抵抗と戯れながら、ついでに脂肪をシュワシュワと燃やす。 これぞ、運動嫌いの40代肥満ベーシストが行き着いた、最強の「ハイブリッド・プールダイエット」だ。

今はまだ、AmazonのXLサイズ水着がはち切れそうなボンレスハム状態だが、これが数ヶ月後には、少しずつ水着に余裕が生まれ、Tシャツを着ても腹がベースを押し出さなくなる日が来るはずだ。

ステージの上で、余計な脂肪を削ぎ落としたタイトなボディで、タイトな低音をブチかます。 「あのおじさんベーシスト、なんかエロくてカッコよくない?」 なんてフロアの女の子(できれば20代のサブカル女子)に囁かれるその日まで、俺の脳内メトロノームと水中ウォーキングは止まらないぜ。

……よし、ハァ、ハァ……。とりあえず、頑張ったご褒美に、帰りにラーメン屋で「麺硬め・味濃め・脂多め」……いや、ダメだダメだ! そこはグッとこらえて、サラダチキンと炭酸水で乾杯だ!

全国の肥満バンドマン諸君、まずはAmazonで水着を選ぶところから始めてみないか? プールの中で、俺と一緒のBPMで歩こうぜ。……ハァ、ハァ……それじゃ、また次回のギグ(報告)で会おう!

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