【唯一無二の角形低音】40代ベーシストおじさんが人生で一番愛した「Rickenbacker 4003」を今こそ語り尽くす!【バイト代全ブッコミの記憶】

楽器

どうも! 40代半ばを過ぎて、お腹の脂肪とベースのローエンドだけは年々厚みを増している、肥満系おじさんベーシストです! ハァハァ……ちょっと階段を上っただけで息が上がってますが、低音のグルーヴだけは絶対に切らしませんよ!

さて、当ブログ「ことわりずむ」をご愛読いただいている皆さまなら、俺が日頃【EBS MicroBass 3で理想のド太い音に辿り着いたぜ!】 とか言ったり、【黒夢・人時になりきってベースを爆鳴らしするおすすめコピー曲8選!】 とか叫んで、なんだかんだでジャズベース(JB)の安定感あるサウンドを愛でているのをご存知かもしれません。

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しかーし!

「これまで手にした数々のベースの中で、お前の人生で一番好きだった一本は何か?」と聞かれたら、俺はコンマ1秒の迷いもなくこう叫びます。

「Rickenbacker(リッケンバッカー) 4003 だよオラァァァ!!!」

今回は、俺が若かりし頃に命とバイト代を削って手に入れ、今なお我が家で(全然手入れされてない状態で……ゴメン)鎮座している「Rickenbacker 4003」への愛と哀愁と熱狂を、余すところなく語り尽くしたいと思います! 骨太ロックなノリでいくぜ!

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始まりは「見た目主義」! 1本目サンダーバード、そしてファミマ夜勤の血汗涙

今でこそ「やっぱりジャズベのミドルがさぁ〜」「ドンシャリなスラップがさぁ〜」なんて通ぶった口を利いている40代肥満おじさんですが、若い頃の俺の楽器選びの基準なんて、「見た目がカッケェかどうか」、ただそれだけでした。音がどうとか、ピックアップの特性がどうとか、一切わかっちゃいなかった!

思い返せば、10代の頃にベースを始めるきっかけとなった愛読書『バンドやろうぜ(バンやろ)』の楽器店広告ページ。そこに出てくるESP系統のフォレストベース(あのトゲトゲした攻撃的なフォルム!)を見ては、「うおおお、なんだこの形状! 悪魔の武器みたいで超カッケェェェ!!」と毎夜悶々としていたものです。

そして、俺が人生で最初に買った記念すべき1本目のベースは……Epiphoneのサンダーバード(Thunderbird)!

これまた「見た目のゴツさ」だけで選んだ一本。ヘッド落ちなんて言葉も知らない青二才でしたからね。

そんな見た目重視おじさん予備軍だった俺が、人生で2本目に運命の出会いを果たしてしまったのが、Rickenbacker 4003 だったのです。

楽器屋の壁に吊るされたその姿を見た瞬間、脳内に稲妻が走りましたね。

「な、なんだこのベースは……! レトロなのに未来っぽい! 尖ってるのに上品! カッコ良すぎて意味がわからない!!」

一目惚れという名の落雷を食らった俺は、当時入っていたファミリーマートの夜勤シフトを極限まで増やしました。

深夜のレジ打ち、廃棄弁当のチェック、酔っ払いの相手、真冬のフライヤー清掃……汗と涙と揚げ物の匂いにまみれながら貯め込んだバイト代。青春のすべてを注ぎ込んで、俺はそのRickenbacker 4003を手に入れたのです!

「お金に余裕があるなら、今でも絶対にもう一本ほしい!」と切望するレベルで、俺の魂に刻み込まれたベース。それがリッケンバッカーなのです。

ここが最高なんだよ! Rickenbacker 4003の痺れる魅力3選

では、なぜ40代になった今でも、俺がこのベースを「人生最高」と断言するのか?

その理由を、俺なりに噛み砕いて3つのポイントでぶちまけていきます!

① 唯一無二のデザイン! 持ってるだけで「俺最強」になれる神ヴィジュアル

リッケンバッカー日本公式サイトの製品ページ を見てもらえれば一目瞭然ですが、このデザインは完全に異次元です。

  • ヘッドシェイプ:あの独特な「R」のバッジと、左右非対称の流線形ヘッド!
  • ボディシェイプ:流れるようなメイプルボディの美しい曲線美!
  • ポジションマーク:指板に輝く「トライアングル・インレイ(三角マーク)」の圧倒的存在感!

これらが組み合わさった全体像は、まさに工芸品にして兵器。

スタジオの鏡に映る、Rickenbacker 4003を構えた自分の姿(当時は今より30kg痩せてたはず!)を見ただけで、「あれ……俺、今世界で一番カッコいいベーシストなんじゃね?」という猛烈な勘違い(無敵モード)に浸ることができました。

ステージ上で肩から吊るすだけでテンションが爆上がりする。ベースにおいて「見た目の格好良さ」は、どんなスペックよりもプレイのグルーヴを高めてくれる最強のドーピングなんです!

② 指弾き? 知るか! ピックでゴリゴリ削り出すゲイン豊かな「ず太いロックサウンド」!

正直に白状します。

Rickenbacker 4003って、ピックアップカバーの配置やブリッジ周辺の形状のクセが強すぎて、めちゃくちゃ指弾きがしづらいんです!(笑)

というか、当時の俺の技術じゃまともに指弾きなんてできませんでした。

でも、それがどうしたって話ですよ!!

リッケンバッカーの本領は、重めのピックを握りしめ、ピックアップのすぐ上で「ゴリゴリ!! ガシガシ!!」とフルスイングでピッキングした時にこそ発揮されるのです!

ピックで強振した瞬間に放たれる、トレブル(高音域)のギザギザしたアタック感と、メイプルボディが生み出す芯のある重低音。これがプリアンプやチューブアンプのゲインに絡み合った時のサウンドと言ったら……まさに「ず太いロックそのもの」!

繊細なスラップやおしゃれなジャズなんて知ったこっちゃない。アンプのツマミを上げて、ルート音をひたすらピックで殴りつけるだけで、バンド全体の音をなぎ倒すような爆音低音モンスターと化す。この快感は、一度味わったら絶対に忘れられません!

③ スルーネックによるハイポジの弾きやすさ&タフな二本ロッド構造!

デザインばかり注目されがちですが、機能面・構造面でもリッケンバッカーは凄まじいこだわりを持っています。

まず、ボディの端から端まで一本の木材が貫通している「スルーネック構造」!

これにより、ボルトオン(ネジ留め)のベースのようなネックヒール(接合部の膨らみ)が存在しません。15フレット以上のハイポジションに手を伸ばした時、引っかかりが一切なくスーッと指が届くんです! ソロを弾く時や高音域でアグレッシブに攻める時、この操作性は本気でありがたかった。サステイン(音の伸び)の長さもピカイチです。

そしてもうひとつ、リッケンバッカーの代名詞とも言えるのが「トラスロッド(ネックの反りを調整する金属棒)が2本入っている」という堅牢な仕様!

※注:近年の仕様変更(2022年以降など)ではダブルアクション・トラスロッド1本仕様の個体も登場していますが、俺が買ってた頃のクラシックな4003にはバッチリ2本のトラスロッドが仕込まれていました。

「ネックの中に鉄柱が2本通ってるんだから、反りに強いに決まってるだろ!」というアメリカンな豪快さ!

実際、冒頭で書いた通り、俺のRickenbacker 4003は現在ろくに手入れもせず部屋の隅に放置ぎみ(おい)なんですが、信じられないことにネックは今でもビシッとストレートを保っています。そのはず。。この頑丈さ、ズボラなおじさんベーシストには涙が出るほどありがたい……!(※良い子は真似せずちゃんと手入れしましょう!)

リッケンバッカーの神サウンドを聴け! 伝説の曲紹介

リッケンバッカーの「ゴリゴリ・ギラギラした唯一無二のロックサウンド」を体感するなら、歴史に刻まれたこれらの名曲を聴くのが一番手っ取り早いです!

Motörhead – 『Ace Of Spades』

リッケンバッカーを極限まで歪ませ、狂気の爆音で世界を震撼させた伝説の男、レミー・キロミスター! 彼の鳴らすリッケンバッカーの音は、もはやベースの概念を超えた「重戦車の咆哮」です。ピックで叩きつける高速リフの破壊力を聴いてくれ!

(動画出典:Motörhead Official YouTubeチャンネル)

YES – 『Roundabout』

プログレッシブ・ロックの巨星、クリス・スクワイアによるあまりにも有名なベースライン! リッケンバッカー特有の高域の「ペキペキ・カリカリ」としたアタック感と、うねるようなメロディアスなラインが最高にクリアに響き渡っています。

(動画出典:Yes Official YouTubeチャンネル)

40代になった今、あらためて愛機を抱えて思うこと

現在、ライブやセッションで使うのはすっかり扱いやすいジャズベースがメインになってしまい、お腹の出た中年おじさんになった俺。

だけど、ふとした時に部屋のケースからRickenbacker 4003を取り出し、アンプにプラグインしてピックで一発「ドーン!」と鳴らすと、一瞬でファミマの夜勤明けに寒風に晒されながら憧れのベースを抱えて帰った「20代のあの頃」にタイムスリップできるんです。

効率とか、使いやすさとか、音作りの汎用性とか、大人になるといろいろ理由をつけて「無難な選択」をしがちになりますよね。

でも、音楽や楽器の原点って「見た目がかっこいいから!」「持ってる俺が最強だと思えるから!」という、理屈抜きのエモい衝動なんじゃないでしょうか。

もし今、楽器屋でRickenbacker 4003を見かけて「弾きづらそうだな……」と迷っている若いベーシストや、昔憧れてたけど諦めた同世代のおじさんがいたら、俺は全力で背中(とお腹)を押したい!

「迷うな! 見た目に惚れたなら、バイト代でも給料でも全部注ぎ込んで買っちまえ!!」

手入れは全然してないけど(汗)、俺の人生最高の相棒・Rickenbacker 4003。これからも俺の部屋で、そして俺の音楽人生の真ん中で、輝き続けてくれよな!

以上、お腹周りのローエンドも絶好調な40代ベーシストがお届けしました! 次回の記事もお楽しみに! ぶっといロックを鳴らそうぜ!


Rickenbacker 4003 Walnut 新品[リッケンバッカー][ウォルナット][エレキベース,Electric Bass]
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